伝統技術×現代技術が交わったハイブリッドスニーカー雪駄「大和工房-cross-」。 動きやすさを重視した機能性の高いソールを加えた雪駄です。古き良き伝統からインスパイアされた斬新なデザインで新しい履物としての可能性を追求します。
伝統技術と 現代技術の交差
スニーカー同様の機能性を備えたミッドソールは、 弾力性と屈曲性に優れ抜群に柔らかい履き心地を実現し、 圧倒的な快適性を体感できます。また、インソール内部に高反発クッションを 内蔵することにより、地面を蹴り出す力をアシストして快適な歩行をサポートします。
「大和工房cross」のインソール生地には美濃和紙から作られた布、 「紙布(しふ)」を使用しています。和紙は自然の中から作られ、自然に戻り、 また再利用できる循環型の素材でもあります。その「紙布」を染めるのは、 400年の歴史を誇る名古屋の伝統工芸有松絞りで、その絞りによって 表現されるのは日本が世界に誇る浮世絵です。「絞る」「染める」の 二つの手仕事を「一枚の布」に和えることで生まれる有松絞りは、 「伝統的な技術」と「現代的な技法」を和えた新しいプロダクトを生み出し、 「大和工房cross」の足元の“粋”を生みだします。
古都 “奈良” には、雪駄の伝統的な製法を守りながら、 普段履きとして再普及させるための改良と進化を生み出す 貴重な生産地が、今も残っています。「大和工房cross」は、 伝統的な製法を継承した職人が手作業で作り上げています。
大和工房crossの天板には美濃和紙から作られた布、「紙布(しふ)」を使用しています。1300年の伝統が息づく美濃和紙はその品質の高さから、障子紙や表具用紙など伝統的なものから日常品まで様々なものに用いられています。和紙は自然の中から作られ、自然に戻り、また再利用できる循環型の素材でもあります。紙布の特性として、清涼感があり、通気性・吸水速乾性に優れ、快適な足当たりを実感できます。
“SHIBUKI”は葛飾北斎の『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』をモチーフにしたモデルです。鮮やかで勢いのある“有松ブルー”が北斎の波の迫力を伝えます。足元を華やかに演出する“粋”が、幅広い服装に合わせてお楽しみいただけます。
“ARASHI”は歌川国芳の『宇治川合戦之図』をモチーフにしたモデルです。躍動感溢れる川面の力強い表現が落ち着いた色調で表現されています。どんな服装にも合わせやすく足元をオシャレに魅せるカラーです。
※有松絞染は職人が一つ一つ手染めしています。柄が同じものはありませんのでご了承ください。
※天板と花緒表の生地は手染め加工の為、色落ちすることがあります。
伝統的なスタイルの雪駄には左右がなく、花緒の位置は中央に位置されています。
大和工房の雪駄は、花緒の位置を親指側にずらすことで足の収まりが良くなり、より現代的な履き方が出来るようになります。
伝統の良さを守りながら、カジュアルに日常履きできるオシャレな履物、それが大和工房の雪駄です。
私たち大和工房は、伝統的な雪駄づくりの技術を継承し、現代に合った「履き心地」や「機能性」を高め、「ファッションアイテム」などの新しい要素を切り口とした、雪駄を企画開発しています。
雪駄は日本の伝統として世界的に注目されるようになってきました。伝統を受け継ぎながら現代に合った新しい履物を作り出す。雪駄の可能性を広げる為、私たちは日々努力を重ねています。
奈良で古くから製造されてきた和履き製品「雪駄」は、茶人や風流人に愛されてきた、日本伝統の履物です。シンプルな構造に込められたこだわり。履けば履くほどに、その良さと奥深さがわかります。
株式会社サカガワのオリジナルブランドである、「大和工房」の雪駄は、その良さを現代のライフスタイルにも取り入れた、新しいファッションアイテムとして提案しております。
〒639-0214 奈良県北葛城郡上牧町上牧3439-16
TEL:0745-76-8835